坂道ウォーキングとダイエット効果

坂道ウォーキングとダイエット効果

野外でウォーキングを始めると、ウォーキングコースは平坦な道路ばかりでなく、もちろん上り坂や下り坂などがあります。

 

坂道や階段を歩くと、平坦な道を歩く場合と比較して筋肉へ負荷がかかりますし、より高い運動効果が期待できます。

 

坂道ウォーキングは、傾斜角度が10度程度のそんなに急でないと思う坂道でも、平坦な道での歩行と比較すると、約3倍のエネルギーを使用するといわれています。

 

普通に考えると、上り坂はできれば避けて通ろうとしてしまいますが、ダイエット効果を期待するウォーキングなら、高い運動効果が得られるので、坂道は進んで歩きたいですね。

 

ただ坂道での歩行は、良くないフォームで歩くことで、必要以上に足腰に負担をかけたり、疲労を残すことにもつながりますので注意が必要です。

 

坂道ウォーキングで注意したいポイントとして、通常上り坂では上体が前傾姿勢に、反対に下り坂では後傾姿勢になりがちですが、上体は重力に対して垂直に、背筋を伸ばした状態が良いとされています。もちろん、足元に注意を払うことも必要なのですが、うつむいた姿勢のまま歩くのは良くないということですね。

 

また坂道ウォーキングでは、平坦な道を歩くときよりも多少歩幅を小さくした方が良いとされています。

 

ちなみに、傾斜角度のきつい坂道でのウォーキングの際、傾斜を緩くするために道路をジグザグに歩くのは一つの方法ですが、周囲の安全状況を確認しながら歩行しましょう。

 

上り坂でのウォーキングは心肺機能への負荷がかなり増すので、ダイエットが目的の場合早く結果を実感したいという気持ちから、過度に心臓に負担をかけたりせず、無理のないよう休憩の時間を設けることも必要です。

 

無駄な負担の少ない正しいフォームを身に付けて、一層効果的な坂道や階段ウォーキングを楽しみながら、ダイエットや筋力アップ効果を高めたいですね。

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