エクササイズウォーキングの方法と効果

ウォーキングを始める方は、運動不足、健康維持のためや、またダイエットなど様々な目的をお持ちだと思います。またウォーキングは、肉体的だけでなく、景色を楽しみながら歩くことで、精神的にも気持ち良くなれるのも嬉い点です。

ただ、目的がダイエットや筋力アップである場合、歩くスピードと歩幅への意識が大切な、エクササイズウォーキングを実践したいですね。歩幅と速度を意識しながら歩くことによって、心肺機能の強化や全身の筋力アップにつなげることができるからです。

心肺機能の高上を目指すのであれば、脈拍を計り少しずつ心臓に負荷をかけながら歩く必要があります。

具体的には、最初の1週間、心拍数が100程度を維持して歩きたいですね。また、一週間に2,3回程度のウォーキングを心がけたいです。問題なく慣れてくることで、次の週から、心拍数110、さらに120へと段階的に目標を設定して歩くと効果的です。ちなみに現在、歩数計機能や心拍数測定機能が付いている腕時計が発売されているので、活用されると便利ですね。

さらに体が慣れてくると、ウォーキングの日数を週に5日くらいまで増やすと一層の効果が期待できるでしょう。ただ、雨降りの日や、気分が乗らない日など、無理のないようにウォーキングを休むことも大切といわれています。一週間に2日程度は、ストレッチなどで体を休養させる日も必要です。無理なくウォーキングを継続させるための準備の日と捉えたいですね。

歩く距離は、2キロ程度から始めます。そして段階的に、距離を500メートルずつ増やしていきます。最終的な目標として、6キロを1時間で歩けるようになれれば理想的といわれています。

意識的に歩幅を広げて歩くエクササイズウォーキングを実践することで、普段使わない多くの筋肉を使うことになります。結果的に、筋肉繊維の増加、つまり筋力アップ効果が期待できますし、消費カロリーを増やすことができます。

歩幅とスピードを意識するエクササイズウォーキングで、より高い運動効果を得ることで、ダイエットにつなげたいものです。
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